2009年04月08日
曽野綾子さんのコラムを読んで
<世界に目を 甘え捨てよ>
<日本で貧困ありえない>
の見出しで 曽野綾子さんのコラムが目に止りました。
その内容を是非皆さんにも読んで頂きたいと思い
紹介します。
日本でも最近、貧困が取りざたせれるようになった。しかし、わたしは、いつも違和感を
覚えずにいられない。長年、アフリカやインドで見てきた貧困の実態と、
日本のそれとはあまりに差があるからだ。
もちろん人にとって何が幸福で不幸かは主観が決める。
それぞれの社会にはおのずと平均とされるレベルがあり、
そこに到達しないとみじめになったり、社会から脱落したと考えたりするのも当然だ。
それでもなお、真の貧困とは何かを
日本人はもっと知るべきだと思う。
「貧困とは、その日、食べるものがない状態」 と
私は定義している。日本には世界レベルでいう貧困な人は一人もいない。
コンビニに食品があふれ、生活保護が受けられれば、
職がみつかれば食べられる、という状態は真の貧困
とは呼ばない。本人だけでなく、親類中、あるいは村中どこを探しても
食べるものがない状況が世界レベルの貧困だ。
私たちは病気になれば病院に行き、
治療を受けられるのが当然と考えることを許されているだけ恵まれている。
そうした発想自体がありえない国は多い。
弱い者への理解は、他者への優しさと想像力を養う。
同時に私たち自身が弱い者となったとき、生き延びる知恵を与えてくれる。
<<考えさせられました、>>
四国屋さま。同感です!格差とか色々言いますが世界に目を向けたら甘い感じ。真剣に考える事ですね!
さっそく同感して頂き、とても嬉しいです!